ドル円について

円安に向かう可能性は高い。
サポート帯はグーン線で、現在のレートは上回っています。
さらにジャッジ数値も改善。
サポート帯に支えられて上昇する兆しがしっかり見えるのではないでしょうか?
何度も160円を目指してはファンダメンタルに影響を受けて腰折れしまくるドル円相場だけに、なんとなく常に閉塞感に包まれています。なので「どうせ今回もダメでしょ」という感覚に陥りがちですが、状況としては円安に傾く条件が揃っています。
どうしても安全資産として世界中に買い手がいるだけに邪魔されがちですが、この世で最も安全資産である金が下落したタイミングだけに、円安に向かう可能性は高いものと思われます。
その他クロス円について
米ドル以外のクロス円については、ユーロ円は改善方向。豪ドル円は赤字継続。
あえてチャートは表示しませんが。パッとしない様子見相場が続いています。
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豪ドル米ドルについて

ドル高に傾向。
ただしサポート帯を食い込みながらも、1倍枠だと細かい攻防になっているため、攻め疲れする可能性もあり?
総括
とにかくレンジ幅が狭すぎる。
クロス円にもクロスドルにも共通するのが、今が正にサポート帯での攻防。
しかしながら、レンジ相場で稼ぎたくても、価格範囲が狭すぎてトレードになりません。閉塞感を感じる一番の要因かもしれません。
注目!
日経平均株価について

5200ドルまで上昇する?
今、最も上昇しそうなのは日経平均株価(JP225)です。4900円まで記録更新し、48000円台のサポート帯に支えられ、多少の反発を挟んでいる現状から推測すると、今後の上昇は3000円規模になる可能性も考えられます。
NYダウについて

3000ドル級の上昇?
こちらも上昇の兆し。ジャッジの数値も青。ただ残念なのがサポート帯が以外にも高く、逆にレジスタンスとして上昇を阻む可能性もあり。
金について

前回を上回れば1000ドル上昇?下回れば3500ドルまで下落?
金もジャッジ数値は悪化。
ただいやらしいのは、下落したくてもサポート帯が阻んでおり、自由に下落もできないところ。方向性の先に壁があるため判断も難しく動きも鈍化しています。下抜ければ3500ドルまで戻る可能性もありますが、サポート帯のエリアが広いため本当に判断が難しいところ。
ビットコインドルについて

素直に下落傾向。
こちらはジャッジ数値が悪化し、明らかにサポート帯より下回っています。
落ちるのも時間の問題ですが、時間がかかると落ちなくなるのが通貨にも仮想通貨にも共通した悩みの種です。
総合判断
やはり結果的に方向性が明確なのは日経平均株価。世俗的な話になりますが、高市氏が首相に決定したことも後押し材料になります。ですが上昇の幅は政治の話題性が決めるのではなく、あくまでPnFチャートの法則であることをお忘れなく。