XMはドル基軸通貨に強い、Oandaは新興国通貨に強い、外為ファイネストはクロス円通貨に強い・・などブローカーによって特徴があります。
そのためXMの口座でデイトレード、Oandaの口座でスワップトレード、外為ファイネスト口座でスイングトレード・・・などと使い分けている人もいると思いますが、その場合に「PnF_Judge_ver.1_(_はfor oandaとかfor finest)」がそれぞれのFX会社のMT5を起動して為替データを収集するにはどうすればいいか?という問題が出てきます。
まずは基本的なことですが、複数のFX会社のMT5を1台のPCに共存させる方法。原則として、どのFX会社であっても手順に従ってそのままMT5をインストールするとパソコンのファイル構成は以下のようになります。
"C:\Program Files\MetaTrader 5\terminal64.exe"
重要なのは「\MetaTrader 5\」という名前に統一されること。しかしこれだとXMユーザーが新たに外為ファイネストのMT5をインストールした時、XMのMT5を上書きして外為ファイネストのMT5になってしまいます。
そこでインストール先を以下の様に変更します。
XMのMT5
"C:\Program Files\xm\terminal64.exe"
OandaのMT5
"C:\Program Files\oanda\terminal64.exe"
外為ファイネストのMT5
"C:\Program Files\gaitame\terminal64.exe"
こうすることでMT5の上書きが避けられます。
「PnF_Judge_ver.1_」はどんなパソコン環境にも順応するように、まず最初に"C:\Program Files\MetaTrader 5\terminal64.exe"フォルダを探してMT5を起動させます。次にそのフォルダがなければパソコン全体を探して、発見したMT5を起動させます。もしMT5が1つだけインストールされているPCなら、どこにインストールされていても自動で起動します。しかしMT5が2つ以上インストールされているPCだと、MT5が2つ同時に見つかることで競合エラーを起こします。
それを回避するためには、MXのMT5を使いたけい場合はXMのMT5だけを先に起動しておいてください。もし外為ファイネストのMT5を使いたければ、外為ファイネストのMT5だけを起動しておきます。そうすることで「PnF_Judge_ver.1_」は狙ったMT5から狙った為替データを取得することができます。
競合エラーを起こさない仕様に変更することも可能ですが、そうなると個別のPC用にアクセス先をカスタマイズしたものになり、配付が難しくなりますので積極的な変更は考えていません。
ちなみに、XMのMT5で外為のサーバーを検索すると、意外にも外為のサーバーも検索結果に出現します。なので使えるかな?と思いがちですが、MT5はブローカー専用なので、他のFX会社のサーバーにアクセスすることはできません。ご参考までに。
