１２万ドル台まで値上がりしていたビットコインですが、先週１１万ドルまで下がり、約１万ドルの値崩れを起こしました。これはトランプ氏が中国に１００％の追加関税を掛けると発言したことを受けています。
まず、世界不安の時に値上がりするのが金（ゴールド）と日本円。本当に日本円は世界にも稀に見る安全資産であり、また各国と比較しても稀に見る低金利通貨です。金利が低いから人気が無いのに、世界情勢が悪くなると安全だから買う。一方で金（ゴールド）は金利とか一切関係ありませんから、素直に安全資産として爆上がりします。
そしてビットコインに話を戻すと、仮想通貨は未だに信用度は低いため、世界の動きが怪しくなると相応に値崩れを起こします。
その兆候が先週起こったわけですが、チャート的にはまだ、ここ最近の値上がりが帳消しになった程度。なので値崩れとは言えません。
これが更に価格を割り込むことになって初めて、値崩れを起こしたと言えます。
ポイント＆チャートを見てみましょう。
一番右端が値下がりした本日のレート。下落ランプは点灯してます。楯列のエネルギーも強いし、横列のエネルギーも強い。さらにジャッジの数値は大赤字で、青字に転換するには１３万ドルという過去のピークを上回るレートへ進まなくてはならない。
ここまでサインが重なっていることから、売り仕掛けをしたいと思います。まずは１０万ドルを切るか？なかなかシビアな目標だとは思いますが。
