先週末に旧下落したNYダウと日経平均株価。
どちらも本日は上昇に転じており、それ程の致命的な下落ではなかった様に見えます。おそらくNYダウは回復が早い。ジャッジの数値を見ても、多少なりとも回復の兆しが見えれば本格的に再上昇しそうです。

一応はレジスタンスより下ですが、さほど強力なレジスタンスとは思えません。もともと高値なので、これまでどおりの右肩上がりが再開すれば問題ないと思います。
一方で日経平均株価
現状維持の数字でもジャッジの数値は大赤字。それどころか、47000円まで回復したとしても倍近い赤字拡大。青字に転じるには48000円まで回復する必要があります。つまり下落前の最高値に再度近づかないと、回復したとは認められません。

現状維持でも許されないのは結構厳しいです。せっかく高市首相の誕生で賑わった日経平均が、トランプ氏と中国とのゴタゴタで帳消しにされそうな勢い。世界が複雑に絡まっているとはいえ、米中のニュースはタイミングが悪い。
いずれにしても日経平均は、下落した安値感だけで買い増やすのは危険だと思います。買う場合は最低でも、反落の底がレジスタンスにしっかり乗ったことを確認してからにしましょう。