米ドル円について
どんなにチャート分析をしても、動かない時には動きません。逆に動く時には一気に動きます。今朝の急激な円安はまさにそれで、高市氏首相決定のニュースから週明け初の相場で一気に円安になりました。
結局、相場が動く最後のきっかけは、政治経済のニュースであることがほとんどです。ファンダメンタルの重要性を理解しないでチャートだけに頼っていた時にボロ負けしていた原因が、今ではよく分かります。

さて、レジスタンスも何のそので一気に150円まで上昇しました。PnFとしては緑枠のエネルギーが噴出した訳ですが、それなら5円くらい上昇してもおかしくないはず。ということは、まだエネルギーは噴出しきれていない。でもこのまま一気に上昇することはないと思います。為替王様のテキストにあるように、〇い〇〇を挟んで上昇する。それをちょっと待ってみましょう。今、急いで波に乗ろうとしても短期的には手遅れですし、中期的にはちょっと時期尚早に思います。ちなみに右枠外の落書きは楽観的予想なので、あまり気にしないでください。
他のクロス円について
日本のニュースで円安になってるので、クロス円についてはどれも同じ評価。チャート形状も似たり寄ったりです。一夜にして、円高危機は払しょくされました。
ユーロドルについて

緑線がレジスタンスなので、まさに攻防の最中。数値的にも若干の闘い疲れがみられます。ここでどちらに軍配が上がるか?1時間足にフォーカスすると上昇優勢ですが、まだまだ結果は見えてきません。
豪ドルNZドルについて

比較的わかりやすいのが豪ドルNZドル。一方的な上昇のあとの反発。そして数値も素直に赤字。このまま水準まで落ちてくるのか?それとも再上昇するのか。反発を狙いつつも、下がれば下がったで安値感で買い足す・・・というのもあり?
金

とってもわかりやすい上昇。素晴らしいの一言。為替王様の独断場ともいうべき、秘伝チャートの真骨頂とも言える上昇ではないでしょうか?数値も青字だし、もうちょっと最後まで伸びきって停止するかも??
ざっくり気になる通貨ペアは以上です。クロス円については、週明けのイベント上昇に乗れなかった人は非常に悔しい思いをしてるかもしれません。記事を書いている時点ではNY市場ですが、アメリカの反応は鈍い感じ。単に日本人が自国のニュースにざわついている印象です。なので一気に上がると思い込んで今から買うのはアウト!ではないでしょうか?
明日の為替王様の意見でコロッと私の意見も変わるかもしれませんので、あしからず。